近況
不調です。
体調が良くならないので、そこらへんは変わりませんが、いまいちやる気が起きない感じになっていて、1日の大半横になっていたりする日が続きました。1日の大半横になって回復する気もしないし飽きたので、無理矢理動いています。
それに伴って、曲もなかなか作れずDAWを開いては、閉じています。それでも以前から進めていたのが1曲仕上がったので、近々公開します。
最近聴いたアルバム
あんまり新譜聴けてませんし、これも全部は聴いてないですがSquid「Bright Green Field」はとても面白かったです。
クラウトロックからの影響について色んなレビューで見ますが、自分はそんなに詳しくない(カンくらいしか知らない)です。ボーカルも含めてFoalsの初期に近い印象を受けました。
ライブ動画を見たら結構大所帯で、ドラマーが歌っていてビックリしました。貼り付けたのはMVです。
あと、Maximo Park 「Nature Always Win」を時々聴いています。
Maximo Parkのファンではないし、このアルバムも全体が好きな訳ではありません。これも全曲聴けてません。
ですが、1曲目「Partly Of My Making」が好きすぎて、この曲だけ何回も聴いています。
メロディー、ドラムが特に好きです。ちょっと捻ってるのにポップで、何回も聴ける。
前半は結構聴きやすくていいのですが、中盤くらいに明るくスピード感のある曲が入ってきて、ちょっとだれてしまいます。。作りの問題ではなく、僕の好みによるものだと思います。
最近見た映画
最初に不調と書きましたが、それはここ2、3日のことです。
それまでは調子の良い日があれば、映画も少しずつ見れるようになってきました。
最近見た映画で、オールタイムベストに入ってくる1本を見ました。黒沢清監督の「CURE」です。
1997年公開の映画なので、今更?と言われそうですが、黒沢清監督を認識して見るようになったのは比較的最近です。
まだ見ていないものもいくつかありますが、すっかりファン(特に「学校の怪談」での短編のファン)で、少しずつ見て行っています。
いわゆる人間怖い系の映画ですが、最高でした。この手の映画本当に好きなんです。怖いから。
1回は何も知らずに観て、考察やシナリオを調べてから2回目観ました。
僕のようなまだまだ半端なファンが黒沢清映画について何か知ったようなことは言えないのですが、簡単に感想だけ。
黒沢清のホラー映画演出は本当に好きです。一番その手法を数多く試しているのが「回路」だと思いますが、「CURE」も不穏でとても良かったです。あと、人を殺すシーンが異様に明るいところで撮っているのも特徴かなと思いました。
黒沢映画の特徴としてよく挙げられる車のシーン、何か手前にあるもの越しに人影などがゆら〜っとしているシーン、古いフィルムであるとか、廃墟のロケーション。これらを見て「黒沢映画だ!やった〜!わ〜い」となるのは僕だけじゃないと思いますが、やっぱり見るたびに毎回怖いし、楽しいですね。
考えれば考えるほど後味が深まっていく映画で、ぱっと観ただけでは分かりにくい・難解という印象になってしまうと思います。だからこそ何回も見れるし、耐久年数が長い映画になっている気がします。オチ周辺の展開が急に早くなりますし、過度な説明を飛ばしているように見えます。
オチについては書きませんが、ラストのカットは本当に怖くて大好きです。不穏なまま終わっていくのがいいです。