Pigmentsのバージョンが3になりました。
Pigments?
Pigmentsはアナログモデリングのシンセサイザー開発に定評のあるArturiaから、パワフルなウェーブテーブルとアナログを組み合わせたシンセサイザーとしてリリースされました。今回までのアップデートでオシレーターやエンジンが追加され、音作りの幅がどんどん広がっているソフトシンセです。
ソフトシンセを使いこなすのは僕のようなシンセ素人には、とても難しいことです。シンセの勉強しようと思いながら、なかなか進まず、途中で心折れたりしています。音作りに大幅の時間を割いてしまったり、または目的の音に辿り着けなかったりしていました。
ソフトシンセについて調べていると、色んな記事が無数に出てきます。色んなシンセがあることを知った上で、「一度評判のシンセも試してみたいな」と思うようになりました。
そんな中、シンプルに音が気に入って購入したシンセがPigmentsでした。
実際に使用してみてすぐ思ったのは、とにかくプリセットが優秀なのと呼び出しや検索がしやすい設計でとても初心者に優しいです。それぞれのパラメータも色分けされており、視認性もとても良いです。
Pigmentsはゴリゴリでバッキバキのシンセをお求めの方には合わないかもしれませんが、アナログシンセ好きできれいめな音を好む方は実際に音を聴いてみればハマるかもしれません。
この記事は主に今回3にアップデートされたことでの私感を書きたいと思います。
Pigments3 追加機能
機能的に新しいものが増えて、音作りの幅が広がっているのがシンセ素人の僕でも分かるアップデートでした。
主な追加機能としては
- ハーモニックエンジンの追加
- 第3のユーティリティエンジン
- ピッチシフトディレイなど新規エフェクト
- Jup-8 Vのレゾナントローパスフィルター
- フィルターとエフェクトルーティングの設定機能
などなどです。
公式紹介サイトはこちらです。分かりやすく、音サンプルもあります→Arturia Pigments
僕はPigmentsをほとんどメインのシンセとして使っていたので、Arturia Software Centerからそのままアップデート出来ました。バージョン上がってますが、無料でのアップデートでした。
アップデートしたことで、上の追加された機能を用いた新規プリセットが200種類追加されます。Pigmentsは元々プリセットが豊富ですが、さらに増えます。プリセット難民になることはもはや避けられません。沼一直線です。
ただ既に上記しましたが、Pigmentsの使いやすいところはプリセットの呼び出し、検索機能が分かりやすいところにあると思います。僕はPigmentsの音が好きだし、プリセットも豊富で探しやすいので使わない理由があまりなく、頻繁に使っています。沼は沼でも、良い沼です。
地味に嬉しかったCHORUS JUN-6の内蔵
Pigments3になって地味に嬉しかったのは、内蔵FXにCHORUS JUN-6が入った事です。
CHORUS JUN-6は、前回のブラックフライデーの時だったと思うのですが、Arturiaが無料配布していたコーラスエフェクトです。
Pigments3に内蔵されているのは嬉しいです。ピッチシフトディレイなど追加されたものも少し使いましたが、とても面白いしコントロールが簡単です。FX設定画面の画像で視認性のよさも分かって頂けるかと思います。
通常のコーラスとの違いはsleepfreaks様の記事で確認出来ます。いつも勝手にお世話になっています。
Arturiaの宣伝みたいな記事になりましたが、楽しい機能が増えて個人的にはとても嬉しいです。
何かの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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