前書き
noteの方にも書いていますが、僕は現在体調悪くて通院・療養をしています。
具体的には、ある日の電車内での動機・吐き気から過呼吸の状態になりました。倦怠感や不眠などもあり、病院をあちこち行ってると、うつ状態であるということで診断を受けました。
今回の記事は自分の備忘録も兼ねて、クリニックの先生から教えてもらったことの覚書です。症状はそれぞれなので、不調を感じる人はプロに話を聴いてもらうことを勧めます。
ひとつの参考として読んでもらえれば幸いです。
クリニックの先生の話・養生の方法
昨日は新しいクリニックに行った。妻にも同行してもらい、久しぶりに電車に乗った。今通っているところが悪いってわけじゃ無いけど、投薬治療のみの対応という感じなので、根本的に治癒するか甚だ疑問だった。少しずつ良くはなっているという状態ではあるけど、体の状態があまり変わっていないのはなんとなく感じる。他のカウンセリングも受けたい気持ちはあるけれど、予約とるのが結構大変だ。今回行ったところも1ヶ月前に予約してようやくという感じだった。
ここから、完全に自分が忘れないための覚え書きの意味も込めて書くので、多少ざざっとした感じになるかもしれません。加えて長文です。
今回受診したところの先生は、論理的で話が分かりやすかった。部屋に入った瞬間に嫌悪感を示してしまい、後々申し訳ない気持ちになった。問診票を見て、僕の体質と症状は把握してくれたようで、ほぼほぼ先生の話を聴く時間になった。先生はここ数年で会った人の中で一番早口だった。情報量が多過ぎて映画「シン・ゴジラ」の会議シーンが思い出される程、先生は喋った。
今回行ったところは、「未病の段階で防ぐ」ことを中心にしているクリニックだった。漢方治療を行っているところなので、ある程度期待していた。でも、漢方薬はそれこそ「未病の段階」「体の健康はそれなりに維持されている」ことが前提で機能を発揮するものだそうだ。話すうちに、自分がその対象ではないことはわかった。
なので、先生が僕に話してくれたのは主に生活の中で気をつけるべき養生の方法だった。大きく分けて4つ。
・なぜこのような症状が出るか
・自律神経が乱れていることはわかった→では副交感神経の働きを高めるにはどうすればいいか
・消化能力を高めて胃腸の状態をよくするためにサプリを飲め
・低血糖からうつ状態へ移行するプロセスと対処法
大体分けるとこんな感じ。詳細を正確に書ける自信はないので、気になった人はご連絡か電話でも下さい。それで、実際に方法として教えてもらった養生の方法は
1、熱くない、寒くもない温度のぬるいお風呂にゆっくり入る
副交感神経の機能を促進させるには「寝る」「風呂」の2択だと言ってた。温度が重要で、熱くても冷たくても交感神経が刺激されてしまうため、「ぬるい温度」を保ってゆっくり入る。加えて、マグネシウムのバスソルトなど入浴剤を入れる。マグネシウムは筋肉を弛緩させる働きがあり、副交感神経の刺激に繋がる。風呂は入ろう、マジで、という話。
2、消化酵素、乳酸菌のサプリで消化能力を補う
胃腸が強い人は、ストレス耐性も強い。消化が進んでいない状態で自律神経のバランスが傾くと、胃の周りの筋肉や心臓周りの筋肉は硬くなり、動きが悪くなるため吐き気や動悸に繋がる。アトピーや喘息の患者さんは消化を促進する機能が低い傾向にある(僕は幼少期にアトピー持ちだった)。消化酵素と乳酸菌のサプリを取ることで、胃腸の環境を整え、消化吸収を促進させる。パニック症状もうつも、体が出来ていないと治らないという話。
3、食事量は変えずに、時間を細かく切る(4時間置きに食事を摂るなど)
2ができてからの方が良いと思うけど、どうだなんだろう。これは低血糖に対する対策。
うつ症状の中に「物忘れをする」「考えがまとまらない」というのがある。低血糖になると、体が糖分をセーブしようする。脳は体内の糖分を4分の1持っていく場所なので、セーブするとなると脳から抑える。すると物忘れ、短期記憶力の低下、集中力の低下に繋がる。結果、それらに落胆しネガティブな思考に行き着く。元を辿れば、エネルギー不足が原因としてあるから、1も2も大事になってくる。
血糖値の過度な動きを抑えるには、4時間程で時間を切って、こまめに食事を摂る。おかずをちょっと残しておいて分けて食べるとかが良いらしい。あとは、食物繊維をきちんと摂るなど。
補足としては、お菓子など糖分の高いものは、すぐ血糖に変化しブドウ糖の変化率も高い。血糖値はすぐに上昇する。タンパク質はブドウ糖に変化する割合も、スピードも比較的ゆるやか。血糖値の動きを出来るだけゆるやかにしていくことが大事。
体にエネルギーが足りない・休息が取れていないのに、ストレス量が増すことで症状は起こる。
うつ病と診断されて、精神的に参っていたとしても、それが本当にうつ病かどうかは怪しいというのが先生の見解(多分)で、ストレスから一度離れても、体の状態をよくしないと症状が戻ってしまうと言っていた。それに関しては完全に同意で、そのために話を聴きに行ったので、この先生に当たって良かったと思った。「では、投薬治療で問題なく復職などして問題なかった人は?」と言うと、「休職中に本人の体の状態がよくなった。つまり、自分で治した」ということだそうだ。
後書き
大まかに自分が聞いたことを出来るだけそのまま書いた。
出来ることから少しずつ試してやっていこうと思う。そして、上に書いた先生に言われたことで、前にも聞いたことがあるような気がするなあという部分がいくつかあった。それは、なかやまきんに君のyoutubeだった。僕も妻も「世界一楽な筋トレ」の動画などを見てお世話になっている。やっぱり体を作る人は根本的な食事や、消化吸収に対しての知識が深い。僕は筋肉を沢山つけてパワー!と大きな声で言いたいわけではないけれど、とても勉強になるし参考にしています。