個人的2022年ベストアルバム15枚

個人的2022年ベストアルバム15枚

12月に入って、多くのメディアやSNSで今年のベストアルバムが発表されてきています。

去年に続き、今年も自分が聴いた中で15枚選んでみました。

去年の記事はこちら


目次

15. AI2090 : ポチョムキン

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餓鬼レンジャーのMC、ポチョムキンのソロアルバム。面白くて上手くてかっこいい。

「オマジナイ feat.LIBRO」の自然体な前向きさに背中押されますね。ほんと素敵な歌詞だと思います。鶴亀サウンドも大好きなので、うれしかったです。

14. Versions of Modern Performance : Horsegirl

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アルバムを出す前からじわじわと話題になり、ようやく出た1stアルバム。

まだ若い故の粗さがかっこいいし、脚色無く収録されている感じがとても好きです。

13. Expert in a Dying Field : The Beths

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ギターポップ、ギターロック、パワーポップ等と呼ばれるジャンルは飽和して久しいですが、それ一本でど真ん中突き抜けようとしている素晴らしい姿勢のアルバム。前半の展開で持っていかれます。2「Knees Deep」はMVも素敵です。

12. やさしい聴覚検査 : Kasai Takara

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TwitterのDTM企画からお知り合いになったKasai Takaraさんのアルバム。散歩中や図書館で本を探している時、そんな静かな中で繰り返し聴きました。サイン波で作られるシンプルな音、その隙間が心地よいです。

11. Stellar Drifting : George FitzGerald

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George FitzGeraldはイギリスのエレクトロニック・ミュージシャン。

前作「All That Must Be」からのファンです。 今作は前作より音も多様で、ラフな印象でした。Panda Bearと共作している「Passed Tense」はほんとに素晴らしいです。

10. Ants From Up There : Black Country, New Road

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正直、このアルバム云々というよりも、FUJI ROCKでのステージが忘れられず、ここに入れました。このアルバムも素晴らしいですが、これからのBC,NRを応援したいという気持ちです。

9. Preacher’s Daughter : Ethel Cain

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エセル・ケインのことは今もよく知りませんが、この重たくて曲尺がやたら長いアルバムは大好きです。静かで重い雰囲気からギターソロがぎゅおーんと響いてくるのはあまり好みではありませんが、不思議と聴けます。6の「Hard Times」を聴いていると泣きそうになります。

8. Whatever The Weather : Whatever The Weather

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ロンドンのエレクトロニックミュージックプロデューサー、ロレイン・ジェイムスの別名義、Whatever The Weatherの初アルバム。トラック名はすべて温度。アルバムとしての一貫性と、所々でぶっ壊れてる創造性。かっこよすぎる。来日してましたね。

7. Someday Is Today : Living Hour

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ドリームポップバンド、Living Hourの3rdアルバム。

ドリームポップと言っても、ポップさは本当に緩やかなものです。Jay Somをゲストに迎えた「Feeling Meeting」は今年のベストトラックのひとつだと思います。この曲だけとにかく死ぬほど聴いた。

6. Blue Rev : Alvvays

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ドリームポップバンドとして当たりを出し続けるAlvvaysの3rdアルバム。

今年のベストでこのアルバムが1位になっているメディアがありましたが、納得です。下半期出た中でもダントツ。前作よりテンポやタフさがアップして駆け抜ける14曲38分。短い中にも聴きどころがパンパンに詰まってる。

5. Raw Data Feel : Everything Everything

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前半の良曲ラッシュ凄い。元々好きなバンドですが、すごい打率だよなあと思います。

4. Pastlife : Day Wave

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このへんから1位まで全部「最高」で済ませていい感じです。ベッドルームで生まれた(かどうかは知りませんが)ローファイなインディーロックとしてこれ以上ない作品だと思います。Hazel Englishと作ったEPも最高でした。

3. PAINLESS : Nilüfer Yanya

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R&B、ソウル系SSWの持ち味そのままに、オルタナティブでガチガチなトラックと音がかっこいい。「全方位的に攻めた」と誰かが書いてましたが、聴いてみるとよく分かります。一回目聴いた時からぶっ飛ばされました。

2. Radiate Like This : Warpaint

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Warpaintのファンなので、入れました。今までの作品と比べても地味だし、小さくまとまった印象ですが、音が一貫して気持ちよいのが好きです。「Hips」のMVとても良いです。余談ですが、通販でTシャツ買いました。

1. Flight Patterns : Flight Patterns

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多分このアルバムを1位にしている人はほぼいないと思います。Flight Patternsも全然情報がなく、5人組ということぐらいしかよく分かりません。Twitterで小さく紹介されている方がいて、たまたま辿り着きました。

エモやポストロック、パンクなどの影響を受けたバンドだというのは聴いてみると何となく分かります。バンドの演奏が上手だとかレコーディングにお金が掛かっているとか、そういうことは感じません。笑

でも、この粗さが丁度よいとも思います。そして、曲がかっこよければ何の問題もないことを、このアルバムを聴いて改めて思いました。6の「Beach Town」が個人的な今年のベストトラックです。

あとがき

あまりに個人的なベストアルバムの並びとなりました。

出来るだけ長くならないよう努めましたが、Spotifyのリンク貼るだけで記事が伸びていきました。笑

今年のリリースラッシュは質・量共にえげつないものがあり、全く追いつかずマイペースに聴いてました。

更に、1位のFlight Patternsをはじめ、上位5枚はかじりつくように聴いていたので、他の話題盤をあまり聴けていない感じになっています。

最近来日予定のアーティストも増えて、自分も参戦しようと思っているものがあるので、来年はもっと楽しんでいきたいと思います。

偏ったランキング作ってんな~と楽しんで頂ければ幸いです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

Quilttape名義で宅録制作しています。
使用DAWはLogic Pro。
DTM、音楽制作に関することや、個人の趣味(映画・文学・健康)などについて気ままに書いています。

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