僕はArturiaの音源やプラグインを好んで使っていますが、いよいよMIDIキーボードまでArturiaになりました。
MIDIキーボードを新しくKEYSTEPにして1ヶ月ほど経ちました。少しばかり雑感を書いてみようと思います。
僕はハードに繋げたり、シーケンサーを使用した使い方は一切していません。ですので、
- DAWへの打ち込み用として使用する(ハードとの接続はしない)
- 使用感や、良い所・微妙な所を知りたい
という方に向けて書きます。
僕は単にUSBだけ繋げて、打ち込むためだけのコントローラーとして使用しています。KEYSTEPの機能を存分に活かせているとはとても言えません。
限定した使用しかしていませんし、鍵盤奏者でも何でもありません。レビューと呼べるほどいいものでもないですが、使用して思ったことを少しだけ書いていきます。
KEYSTEP概要
KEYSTEPの概要は、Arturia公式のページか動画がやはり分かりやすいと思います。
とにかく小さい筐体に多様な機能が詰まっています。
KEYSTEP紹介動画
KEYSTEP紹介ページ
使用感は?
良いと思った所、微妙に思った所を先に挙げると
良いと思った所
- タッチが良い
- おもちゃ感が無い
微妙に思った所
- コンパクトサイズのキーボードにしては重量が重い
良いと思った所について
タッチが良いです!ほぼそれに尽きます。
使用感はとても良いです。使ってみて思いましたが、タッチが良いだけで気分て上がるんですね。元々ピアノ弾けない人間なので、「あまり分からないし、なんでもいいかな」くらいで思っていましたが、実際比べたり使ってみるとKEYSTEP扱いやすいです。鍵盤はちょっと重めで、反応もいいです。
コンパクトなMIDIキーボードは言い方悪いですが「おもちゃ感」のある製品もあります。価格も低いので仕方ないですが、安っぽく見える製品はありますよね。KEYSTEPは筐体も鍵盤もしっかりしていて、「おもちゃ感」はありません。価格も安く、機能の割に見た目もすっきりしていて気に入っています。
もう少しグレードの高いキーボードを使う人には物足りないかもしれませんが、ハードと接続しての使用やシーケンサーを使いたい人にも使える機能性が備わっているところも魅力です。
なにより、25鍵や32鍵くらいの「コンパクト」で「使用感の良い」ものを探す人にはオススメです。
微妙に思った所について
ライブでの使用で持ち運びが多い人は少し不満に思うかもしれません。
筐体がしっかりしている分、他のコンパクトキーボードに比べると重量もあります。
加えて、本体にディスプレイもなく、コントロールノブは最小限に抑えられています。なので、ライブ現場使用時や、積極的にキーボード内の機能を組み込む際は不満があるかもしれません。
上位バージョンでは、明らかにそこが改善されている仕様になっています。
KEYSTEPの種類
僕が使用しているのはこちら。32鍵のものです。
37鍵の上位バージョンも2つあります。
KeyStep 37とKeyStep Proです。
もう見た目からグレードの高さが分かるくらい、沢山の機能が付属しており視認性も高くなっています。
KeyStep 37
KeyStep Pro
Arturiaは他にもKeyLabやMiniLabなど、色んなタイプのキーボードを出しています。
大きい店舗の楽器屋さんには置いてあるので、実際に見て確認すると良いかもしれません。
あとがき
使用してみて思うことなどを書いてみました。
安価なキーボードとしては明らかに良いタッチ性と、すっきりと無駄のない仕様がとにかく気に入っています。
サイズは小さいですが、打ち込みに使用するには個人的に十分な鍵盤数で、幅も取らず、とても気に入っています。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。
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